Excel関数で土曜日にセルに色付けする方法をお探しですね。
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Excelのカレンダーで土日・祝日を自動で赤くする方法【初心者向け完全ガイド】
Excelで月間カレンダーや予定表を作るとき、土日や祝日を毎回手作業で赤く塗っていませんか? 月が変わるたびに塗り直すのは面倒ですし、塗り忘れや間違いも起こりがちです。
そこで便利なのが、曜日を自動で判定する「WEEKDAY関数」と、条件に合うセルへ自動で色を付ける「条件付き書式」の組み合わせです。
この記事では、Excelのカレンダーで土日・祝日だけを自動で赤く色付けする方法を、初心者の方でも迷わないように、手順と注意点を含めてわかりやすく解説します。
1. 土日・祝日を自動で赤くする基本の考え方
Excelでカレンダーの土日・祝日だけを自動で赤くするには、「日付から曜日を判定する仕組み」と「条件に合ったセルに色を付ける仕組み」を組み合わせます。
曜日の判定には**WEEKDAY関数**を使います。
この関数は、日付を見て「土曜日か日曜日か」を数値で教えてくれます。
祝日は曜日だけでは判定できないので、別に「祝日リスト」を用意して、その日付がリストに含まれているかを**COUNTIF関数**で確認します。
この2つを**条件付き書式**に登録しておけば、日付を翌月に変更しても、該当する土日・祝日だけが自動で赤く表示されるようになります。
**条件付き書式**とは、セルの値や数式の結果が指定した条件を満たしたときに、文字色・塗りつぶし・罫線などを自動で変えるExcelの便利な機能です。
たとえば、A列に日付、B列以降に予定や作業内容が入っているカレンダーなら、A列の日付を基準にして行全体を赤くすることもできます。
色を付ける範囲は目的に応じて選べます。
日付セルだけを赤くしたいのか、カレンダーの行全体を赤くしたいのかによって、選択する範囲と数式の書き方が変わります。
特に行全体を色付けする場合は、「$A2」のように列だけを固定する書き方が重要になります。
2. WEEKDAY関数と条件付き書式で土日を赤く色付けする手順
まずは、土曜日と日曜日を赤くする設定から始めましょう。
例として、A2からA32に日付が入力されている月間カレンダーを想定します。
色を付ける範囲を選択する
– **日付セルだけを赤くしたい場合**:A2:A32を選択
– **行全体を赤くしたい場合**:A2:D32やA2:Z32のように、色を付けたい表全体を選択
条件付き書式を設定する
範囲を選択したら、次の手順で進めます。
1. 「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリック
2. 「新しいルール」を選択
3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選ぶ
土曜日を判定する数式を入力
– **日付セルだけの場合**:`=WEEKDAY(A2)=7`
– **行全体の場合**:`=WEEKDAY($A2)=7`
WEEKDAY関数は、標準設定では日曜日を「1」、月曜日を「2」…土曜日を「7」として返します。
そのため「=7」で土曜日を判定できます。
数式を入力したら「書式」ボタンをクリックして、「フォント」タブで文字色を赤にするか、「塗りつぶし」タブで背景色を薄い赤に設定しましょう。
日曜日も同じ手順で追加
同じ手順で日曜日のルールも追加します。
日曜日を判定する数式はこちらです。
– **日付セルだけの場合**:`=WEEKDAY(A2)=1`
– **行全体の場合**:`=WEEKDAY($A2)=1`
土日をまとめて同じ赤にしたい場合は、次のように1つのルールにまとめることもできます。
“`
=OR(WEEKDAY($A2)=1,WEEKDAY($A2)=7)
“`
数式のセル番地に注意
ここで注意したいのは、**数式に入れるセル番地は「選択した範囲の左上、または基準となる最初の日付セル」に合わせる**ことです。
たとえば、A4から日付が始まるカレンダーなら、行全体の色付けには「=WEEKDAY($A4)=1」のように入力します。
A2から始まる表なのにA4を参照したり、逆にA4から始まる表でA2を参照したりすると、色が付く行がずれてしまいます。
また、A列を基準に行全体を判定したい場合は、列記号の前に「$」を付けて「$A2」とします。
これにより、B列やC列を色付けする際も、常にA列の日付を見て曜日を判断できるようになります。
3. 祝日リストとCOUNTIF関数で祝日だけを赤くする方法
土曜日と日曜日はWEEKDAY関数で判定できますが、祝日はExcelが標準で自動判定してくれるわけではありません。
日本の祝日は年によって日付が変わるものもあり、振替休日や国民の休日が発生する場合もあります。
そのため、祝日を赤くしたい場合は、**カレンダーとは別の場所に祝日リストを作成しておく**のが確実です。
祝日リストの作り方
たとえば「祝日」という名前の新しいシートを作り、次のように入力します。
– **A列**:祝日の日付(2026/1/1、2026/1/12など)
– **B列**:祝日名(元日、成人の日など)
祝日名は条件付き書式には必須ではありませんが、後から確認しやすくなるため入力しておくと便利です。
祝日を判定する条件付き書式を設定
祝日リストを用意したら、カレンダー側の色付けしたい範囲を選択し、土日のときと同じように条件付き書式の新しいルールを作成します。
祝日を判定する数式は、たとえばA2から日付が始まり、祝日シートのA列に祝日一覧がある場合、次のように入力します。
“`
=COUNTIF(祝日!$A:$A,$A2)>0
“`
**COUNTIF関数**は、指定した範囲の中に条件に合うデータがいくつあるかを数える関数です。
この場合は、カレンダーの日付が祝日シートのA列に1件以上見つかればTRUEとなり、条件付き書式が適用されます。
書式は土日と同じく、文字色を赤、または背景を薄い赤に設定しましょう。
祝日リストの管理のコツ
祝日を別シートで管理する場合は、**参照範囲を絶対参照にしておく**と安定します。
「祝日!$A:$A」のように列全体を指定すれば、祝日を追加したときにも条件付き書式の数式を直す必要がありません。
ただし、会社独自の休業日や年末年始休暇も赤くしたい場合は、それらの日付も同じ祝日リストへ追加してください。
Excelは「法律上の祝日」か「社内休日」かを区別して判断するわけではなく、リストにある日付を休日として扱います。
つまり、**祝日リストをメンテナンスしやすく作っておくこと**が、自動色付けを長く使うためのポイントです。
4. うまく赤くならないときの確認ポイント
条件付き書式を設定したのに土日・祝日が赤くならない場合は、次のポイントを確認してみましょう。
日付が「日付」として認識されているか確認
見た目が「2026/1/1」になっていても、文字列として入力されているとWEEKDAY関数やCOUNTIF関数が正しく判定できないことがあります。
確認する簡単な方法は、空いているセルに次の数式を入力することです。
“`
=ISNUMBER(A2)
“`
– **TRUE**:日付として扱われている
– **FALSE**:文字列の可能性がある
文字列の場合は、日付を入力し直す、表示形式を日付にする、DATEVALUE関数で変換するなどの対応が必要です。
参照位置とルールの優先順位を確認
次に確認したいのが、条件付き書式の参照位置とルールの優先順位です。
行全体に色を付ける場合、「=WEEKDAY(A2)=1」では列が固定されていないため、右側の列で参照先がずれてしまうことがあります。
この場合は「=WEEKDAY($A2)=1」のように、**日付が入っている列を固定**します。
また、祝日と日曜日が重なったときに祝日の色を優先したい場合は、「条件付き書式」→「ルールの管理」で祝日のルールを上に移動します。
同じ赤で統一するなら優先順位の影響は小さいですが、祝日だけ濃い赤にするなど書式を分ける場合は、ルールの順番が表示結果に関わります。
5. 実務で使いやすくするコツ
実務で使うカレンダーでは、**最初にテンプレート化しておく**と毎月の作業が大幅に減ります。
テンプレート化の手順
1. A列に日付、B列に曜日、C列以降に予定や担当者を入れる表を作る
2. 条件付き書式を表全体に設定しておく
3. 翌月は日付だけを変更すれば、土日・祝日だけが自動で赤くなる
曜日欄を表示したい場合は、日付セルを参照して表示形式を「aaa」(月・火・水)や「aaaa」(月曜日・火曜日・水曜日)にする方法が簡単です。
いろいろな表に応用できる
さらに、勤怠表やシフト表、作業工程表に応用する場合も、**基準となる日付列を1つ決めて条件付き書式を組む**と、列が増えても管理しやすくなります。
まとめ
Excelのカレンダーで土日・祝日だけを自動で赤く色付けするには、次の方法を使います。
– **土日**:WEEKDAY関数で判定
– **祝日**:祝日リストとCOUNTIF関数で判定
日付セルだけを赤くする場合と行全体を赤くする場合では数式の参照方法が異なるため、「A2」と「$A2」の違いを理解しておくと失敗しにくくなります。
一度正しく設定しておけば、月を更新しても自動で色が反映され、手作業の塗り直しや確認作業を減らせます。
カレンダーだけでなく、予定表、勤怠管理表、プロジェクト管理表にも応用できる便利な方法です。
ぜひ試してみてください!
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