Excel関数で曜日を自動入力する方法をお探しですね。

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ExcelのTEXT関数とWEEKDAY関数で日付から曜日を自動表示する方法

Excelで予定表や勤怠表、カレンダーなどを作るとき、日付の横に曜日を手入力していませんか?実はこれ、月が変わるたびに修正しなきゃいけないし、入力ミスも起きやすくて結構面倒なんです。

でも大丈夫。

Excelには日付から曜日を自動で表示してくれる便利な関数があります。

TEXT関数を使えば「月」「月曜日」といった曜日表示が簡単にできますし、WEEKDAY関数を使えば「土日かどうか」「営業日か休日か」といった判定もできちゃいます。

この記事では、初心者の方でもすぐに使えるように、曜日の自動表示と判定の方法をわかりやすく解説していきます。

1. Excelで日付から曜日を自動表示できる理由

Excelで日付から曜日を表示できるのは、実はExcelが日付を「見た目の文字」としてではなく、内部的には数値として管理しているからなんです。

たとえば、セルに「2026/5/12」と入力したとします。

画面上は「2026/5/12」と表示されていますが、Excel内部では「シリアル値」という連続した数値として扱われています。

だから、日付のセルを参照して関数を使えば、対応する曜日を自動で取り出せるというわけです。

曜日を表示する方法は大きく分けて2つあります。

**TEXT関数を使う方法**は、日付を指定した形式の文字列に変換する方法です。

日付とは別のセルに曜日だけを表示したいときに便利です。

**セルの表示形式を変更する方法**は、日付データそのものは保持したまま、同じセル内に「2026/5/12(火)」のように曜日を加えて表示する方法です。

また、曜日を「表示する」だけでなく、「判定する」ときにはWEEKDAY関数が活躍します。

WEEKDAY関数は、日付に対応する曜日を数値で返してくれる関数です。

たとえば日曜日を1、土曜日を7として扱えるので、条件付き書式で土日だけ色を変えたり、IF関数と組み合わせて「休日」「営業日」を自動表示したりできます。

つまり、**TEXT関数は見せ方、WEEKDAY関数は判定や条件分岐に強い**と覚えておくと使い分けやすいですよ。

2. TEXT関数で日付から「曜日」を自動表示する

TEXT関数で曜日を表示する基本の式はとってもシンプルです。

日付がA2セルに入っている場合、曜日を表示したいセルに次のように入力します。

“`
=TEXT(A2,”aaa”)
“`

この式では、A2の日付を参照して、表示形式として「aaa」を指定しています。

すると、「月」「火」「水」のような短い曜日表記に変換されます。

たとえばA2に「2026/5/12」が入力されていれば、自動的に対応する曜日が表示されるというわけです。

TEXT関数の書式は「**=TEXT(値,表示形式)**」です。

値には日付が入力されているセルを指定し、表示形式にはどんな見た目で表示したいかをダブルクォーテーション「”」で囲んで指定します。

曜日表示でよく使う形式をまとめておきますね。

– **「aaa」**→「月」「火」「水」
– **「aaaa」**→「月曜日」「火曜日」「水曜日」
– **「ddd」**→「Mon」「Tue」「Wed」(英語表記・短縮)
– **「dddd」**→「Monday」「Tuesday」「Wednesday」(英語表記・完全)

括弧付きで表示したい場合は、こんな感じで入力すればOKです。

“`
=TEXT(A2,”(aaa)”)
“`

これで「(月)」のように表示されます。

実務での使い方

実際の業務では、A列に日付、B列に曜日を並べる形がよく使われます。

1. A2に日付を入力
2. B2に「=TEXT(A2,”aaa”)」を入力
3. B2セルの右下にある小さな四角(フィルハンドル)を下方向へドラッグして数式をコピー

これで、A列の日付が変わるたびにB列の曜日も自動更新されます。

勤怠表や作業日報のように、日付を後から修正する可能性がある表では、曜日を手入力するよりずっと安全で効率的です。

注意点

ただし、TEXT関数で返される結果は**文字列**です。

表示された「月」や「火」は見た目は曜日ですが、日付そのものではありません。

曜日名を見せるだけなら問題ありませんが、日付として並べ替えたり、期間計算に使ったりする場合は、元の日付セルを基準に処理する必要があります。

日付計算を重視する表では、日付セルと曜日表示セルを分けておくと管理しやすくなりますよ。

3. WEEKDAY関数で土日や営業日を判定する

WEEKDAY関数は、日付が週の何日目にあたるかを数値で返してくれる関数です。

基本の式はこちら。

“`
=WEEKDAY(A2,種類)
“`

A2には判定したい日付のセルを指定します。

「種類」を省略する、または「1」を指定すると、日曜日が1、月曜日が2、土曜日が7として返されます。

「種類」に「2」を指定すると、月曜日が1、火曜日が2、日曜日が7となります。

平日と週末を判定する表では、こちらのほうがわかりやすいことが多いです。

土日かどうかを判定する

たとえば、A2の日付が土日かどうかを判定したい場合は、こんな式を使います。

“`
=IF(WEEKDAY(A2,2)>=6,”休日”,”営業日”)
“`

この式では、WEEKDAY(A2,2)によって月曜日を1、日曜日を7として数値化し、その値が6以上(つまり土曜日または日曜日)なら「休日」、それ以外なら「営業日」と表示します。

シフト表、納期管理表、営業日カレンダーなどでは、曜日を目で確認するだけでなく、こうした自動判定が大きな時短につながります。

曜日名を表示したい場合

WEEKDAY関数だけでは、「月曜日」「火曜日」のような文字列を直接返すわけではありません。

曜日名として表示したい場合は、TEXT関数を使うほうが簡単です。

ただし、WEEKDAY関数とCHOOSE関数を組み合わせると、任意の曜日名を返すこともできます。

“`
=CHOOSE(WEEKDAY(A2,2),”月曜日”,”火曜日”,”水曜日”,”木曜日”,”金曜日”,”土曜日”,”日曜日”)
“`

これで月曜始まりの番号に対応した曜日名が表示されます。

WEEKDAY関数の強み

WEEKDAY関数の強みは、数値で返すため**条件分岐に使いやすい**点です。

たとえば、
– 「月曜日だけ会議日と表示する」
– 「金曜日だけ締切と表示する」
– 「土日だけ集計対象から外す」

といった処理は、曜日を文字列で比較するよりも、WEEKDAY関数で数値化して判定したほうが安定します。

**表の見た目を整えるならTEXT関数、業務ルールに合わせて条件を分けるならWEEKDAY関数**という使い分けを覚えておくと、応用範囲がぐっと広がりますよ。

4. 曜日の色分けと実務で使えるテクニック

Excelで曜日を自動表示できるようになったら、次は条件付き書式で色分けしてみましょう。

土日を色分けする方法

たとえば、日曜日を赤、土曜日を青にしたい場合の手順です。

1. 日付がA列に入っている表で、対象範囲を選択
2. 「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリック
3. 「新しいルール」→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
4. 日曜日なら「=WEEKDAY($A2)=1」、土曜日なら「=WEEKDAY($A2)=7」と入力
5. それぞれフォント色や背景色を設定

重要なポイント

条件付き書式で重要なのは、**曜日を表示しているセルではなく、元の日付セルを基準に判定すること**です。

TEXT関数でB列に「日」や「土」を表示している場合でも、条件式ではA列の日付を参照したほうが安定します。

文字列の「日」と比較する方法もありますが、表示形式を「日曜日」や「(日)」に変えた途端に条件が合わなくなることがあります。

WEEKDAY関数で日付そのものを判定すれば、表示の変更に左右されにくくなります。

日付と曜日を同じセルに表示する方法

日付と同じセルに曜日を表示したい場合は、関数ではなく**表示形式を使う方法**もあります。

1. 対象セルを右クリックして「セルの書式設定」を開く
2. 「表示形式」から「ユーザー定義」を選択
3. 種類に「yyyy/m/d (aaa)」や「m月d日(aaaa)」のように入力

この方法なら、セルの中身は日付のままなので、並べ替えや日数計算に使いやすいというメリットがあります。

見た目だけ曜日を追加したい表では、TEXT関数よりも表示形式のほうが適していることがあります。

よくある失敗と対処法

よくある失敗として、**日付が文字列として入力されているケース**があります。

たとえば先頭にアポストロフィ(‘)が付いていたり、外部システムから取り込んだデータが文字列扱いになっていたりすると、TEXT関数やWEEKDAY関数が期待通りに動かないことがあります。

この場合は、セルの表示形式を日付に変更するだけでは直らないこともあるので、次の方法を試してみてください。

– DATEVALUE関数で日付に変換する
– 「データ」タブの「区切り位置」機能を使って日付データとして認識させる

まとめ

ExcelのTEXT関数とWEEKDAY関数で日付から曜日を自動表示・判定する方法を覚えると、カレンダー作成、勤怠管理、シフト表、作業予定表の作成がかなり楽になります。

基本の使い分けはこちら。

– **曜日を見せるだけ**→TEXT関数
– **日付セルの見た目だけ変える**→表示形式
– **土日や営業日を判定する**→WEEKDAY関数

さらに条件付き書式を組み合わせれば、土日や休日を視覚的にわかりやすくでき、確認ミスも減らせます。

日付と曜日を手作業で入力している表があれば、まずは「=TEXT(A2,”aaa”)」と「=IF(WEEKDAY(A2,2)>=6,”休日”,”営業日”)」から試してみてください。

きっとExcelの管理表が効率よく改善できますよ。

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