ExcelのTODAY関数についてお探しですね。
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ExcelのTODAY関数・NOW関数で日付と時刻を自動表示しよう
請求書や報告書、作業管理表を作るとき、毎回「今日の日付」や「現在時刻」を手入力していませんか?実はこれ、入力忘れや古い日付のまま印刷してしまうミスにつながりやすいんです。
そんなときに便利なのが、**TODAY関数**と**NOW関数**。
どちらもパソコンの日時情報をもとに、Excel上に日付や時刻を自動で表示してくれる関数です。
ファイルを開いたときや再計算されたときに、自動的に最新の値に更新されます。
この記事では、TODAY関数とNOW関数の基本的な使い方から、表示形式の変え方、「日付を固定したい」ときの注意点まで、わかりやすく解説していきます。
TODAY関数で今日の日付を自動表示しよう
TODAY関数って何?
TODAY関数は、「今日の日付」を自動で表示してくれる関数です。
使い方はとってもシンプル。
セルに「**=TODAY()**」と入力するだけで、パソコンに設定されている今日の日付が表示されます。
カッコの中には何も書かなくてOKですが、関数として認識させるために「**( )**」は必ずつけてくださいね。
請求書の発行日、見積書の作成日、日報の記入日など、「ファイルを開いた日の日付を表示したい」というときにとても便利です。
日付は「シリアル値」という数値で管理されている
TODAY関数で表示される日付は、Excel内部では「**シリアル値**」という数値として管理されています。
シリアル値とは、日付を計算できるようにExcelが持っている通し番号のようなものです。
普段は「2026/5/12」のような日付の形で見えていますが、実は数値として扱われているので、期日までの日数計算や経過日数の計算にも使えます。
たとえば「**締切日-TODAY()**」のように入力すれば、今日から締切日までの残り日数を計算できます。
自動更新される点に注意
TODAY関数の大きな特徴は、**入力した日付が固定されず、再計算のタイミングで更新される**ことです。
具体的には、次のタイミングで最新の日付に変わります:
– ブックを開いたとき
– 印刷したとき
– セルを編集して再計算が行われたとき
– 「F9」キーで手動再計算したとき
「常に今日の日付を表示したい」場合にはとても便利ですが、「入力した日の記録を残したい」という用途には向きません。
記録用の日付と、自動更新される日付は使い分けることが大切です。
実際の入力方法
日付を表示したいセルを選択して、「**=TODAY()**」と入力し、Enterキーを押すだけです。
関数の挿入ボタンから設定する場合は、[数式]タブの[関数の挿入]を開いて、分類で「日付/時刻」を選び、「TODAY」を指定します。
初心者の方は関数の挿入画面を使うと安心ですが、慣れてきたら直接入力のほうが早いですよ。
どちらの方法でも結果は同じなので、自分が使いやすい方法を選びましょう。
NOW関数で現在の日付と時刻を表示しよう
NOW関数って何?
NOW関数は、「今日の日付」だけでなく「**現在時刻**」まで含めて自動表示してくれる関数です。
書式は「**=NOW()**」で、TODAY関数と同じくカッコの中には何も書きません。
セルに入力すると、たとえば「2026/5/12 14:30」のように、日付と時刻が一緒に表示されます。
会議資料の最終更新時刻、作業ログ、ダッシュボードの更新日時、締切までの残り時間など、時間単位で管理したい場合に便利です。
パソコンの時計設定に注意
NOW関数もTODAY関数と同じく、パソコンのシステム日時をもとに値を返します。
つまり、パソコン側の時計がずれていると、Excelに表示される日付や時刻もずれてしまいます。
仕事で使うファイルや提出書類に利用する場合は、WindowsやMacの日時設定が正しいか確認しておくと安心です。
特に会社の共有PCや、長い間インターネットに接続していない端末では、時刻がずれている可能性があるので注意しましょう。
「揮発性関数」って何?
NOW関数は再計算のたびに値が変わる「**揮発性関数**」と呼ばれる性質を持っています。
揮発性関数とは、ワークシートの変更や再計算に反応して結果が更新される関数のこと。
つまり、NOW関数を入れたセルは、ブックを開いた瞬間だけでなく、再計算が行われるたびに現在時刻に更新されます。
最新の時刻を表示したいときは便利ですが、過去の作業時刻をそのまま残したい場合には注意が必要です。
TODAY関数とNOW関数の使い分け
簡単に整理すると、**日付だけでよい場合はTODAY関数**、**時刻まで必要な場合はNOW関数**を使うのが基本です。
たとえば請求書の発行日なら「=TODAY()」で十分ですが、作業開始時点の日時を表示したい場合や、リアルタイムに近い更新時刻を見せたい管理表では「=NOW()」が適しています。
日付だけを比較する処理にNOW関数を使うと、時刻の小数部分が影響して思わぬ結果になることがあるので、用途に合わせた使い分けが大切です。
表示形式を変更して見やすくしよう
基本の表示形式
TODAY関数やNOW関数を入力した直後の表示は、Excelの設定やセルの書式によって変わります。
TODAY関数は「2026/5/12」のような短い日付形式で、NOW関数は「2026/5/12 14:30」のように日付と時刻が並んで表示されることが多いです。
でも、セルに入っている値そのものを変えなくても、表示形式を変更すれば「2026年5月12日」や「5月12日現在」のように見た目を整えることができます。
簡単な変更方法
一番簡単な方法は、対象セルを選択して[ホーム]タブの表示形式を変更することです。
「短い日付形式」「長い日付形式」「時刻」などを選べば、用途に応じた見た目に変えられます。
さらに細かく設定したい場合は、セルの書式設定から**ユーザー定義**を使います。
– 「**yyyy年m月d日**」→「2026年5月12日」
– 「**yyyy/mm/dd hh:mm**」→「2026/05/12 14:30」
「○月○日現在」のように文字と組み合わせたい場合
「5月12日現在」のように日付と文字を組み合わせたい場合は注意が必要です。
単純に「=NOW()&”現在”」のように結合すると、日付がシリアル値の数値として表示され、「46154.6現在」のようなわかりにくい結果になることがあります。
このような場合は**TEXT関数**を使って、日付や時刻を指定した書式の文字列に変換してから結合します。
**例:** 「**=TEXT(TODAY(),”m月d日”)&”現在”**」→「5月12日現在」
よく使う表示例
– 今日の日付を年月日で表示:
`=TEXT(TODAY(),”yyyy年m月d日”)`
– 今日の日付に曜日を付ける:
`=TEXT(TODAY(),”yyyy年m月d日(aaa)”)`
– 現在時刻だけを表示:
`=TEXT(NOW(),”hh:mm”)`
– 更新日時として表示:
`=”最終更新:”&TEXT(NOW(),”yyyy/mm/dd hh:mm”)`
注意点:TEXT関数の結果は文字列
TEXT関数で変換した結果は文字列になります。
見た目を整えるだけなら便利ですが、その後に日付計算をしたい場合は、元のTODAY関数やNOW関数の値をそのまま使うほうが適しています。
計算に使うセルと、表示用に見せるセルを分けておくと、見やすさと正確性を両立できます。
特に勤怠管理や期限管理のように日数・時間の計算が関係する表では、表示の美しさだけでなく、内部で計算できる値かどうかも意識しましょう。
自動更新されない・固定したいときの対処法
自動更新のメリットとデメリット
TODAY関数とNOW関数は便利ですが、「**常に自動更新される**」ことがメリットにも注意点にもなります。
たとえば昨日作成した報告書に「=TODAY()」を入れて保存していた場合、翌日に開くと日付は翌日の日付に変わってしまいます。
これは関数としては正しい動作ですが、「作成日を記録しておきたい」という目的には合いません。
同じように、NOW関数で入力時刻を残したつもりでも、再計算されると現在時刻に変わってしまいます。
日付や時刻を固定する方法
日付や時刻を固定したい場合は、関数ではなく**ショートカットキー**で入力する方法が適しています。
– **今日の日付を固定値として入力**:「**Ctrl**」+「**;**」
– **現在時刻を固定値として入力**:「**Ctrl**」+「**:**」
ショートカットキーで入力した日付や時刻は通常の値としてセルに入るため、ファイルを開き直しても自動更新されません。
作業日、受付時刻、提出日時など、履歴として残す情報にはこちらの方法が向いています。
関数の結果を値として固定する方法
関数で表示した結果を固定したい場合は、コピーして「**値として貼り付け**」を行う方法もあります。
たとえば「=NOW()」で現在日時を表示したセルをコピーし、同じ場所へ値貼り付けすれば、その時点の日時が固定されます。
自動更新される関数の便利さを使いつつ、必要なタイミングで記録に変えられるため、実務ではよく使われる方法です。
定型書類では関数のまま、作業ログでは値として保存、というように目的別に運用を分けるとミスを減らせます。
「#####」と表示されたら?
TODAY関数やNOW関数を使ったセルに「**#####**」と表示されることがあります。
これは多くの場合、セル幅が足りず日付や時刻を表示しきれていない状態です。
次の方法で解消できます:
– 列幅を広げる
– 表示形式を短くする
– フォントサイズを調整する
関数が間違っているとは限らないため、まずはセル幅を確認しましょう。
特にNOW関数は日付と時刻の両方を表示するため、TODAY関数よりも広い列幅が必要になることがあります。
まとめ:用途に合わせて使い分けよう
実務で効率よく使うなら、「**自動更新したい情報**」と「**記録として残したい情報**」を最初に分けて考えることが大切です。
– **請求書の発行日を印刷日基準で常に変えたい** → TODAY関数
– **ダッシュボードの現在日時を見せたい** → NOW関数
– **入力した日付や時刻を証跡として残したい** → ショートカットキーまたは値貼り付け
TODAY関数とNOW関数で「今日の日付」「現在時刻」を常に自動表示させるには、関数の入力方法だけでなく、更新されるタイミングと固定方法まで理解しておくことが大切です。
用途に合わせて正しく使い分ければ、日付入力の手間を減らし、更新漏れや記録ミスの防止にもつながります。
ぜひ活用してみてくださいね!
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